聖霊中学・高等学校
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創立記念日を迎えるにあたり

10月29日(木)に放送による全校朝礼を行い、シスター工藤から「聖書朗読」とお話がありました。(本校公式Facebookから「創立記念式典」の様子も併せてご覧ください。)

     

ヨハネによる福音

  「わたしはぶどうの木。

   あなたがたはその枝である。

   人がわたしにつながっており、

   わたしもその人につながっていれば、

       その人は豊かに実を結ぶ」

     

全校生のみなさん、おはようございます。10月も残りあと3日となりました。今月、私たちは、校長先生のお話や、宗教の授業の中で、この10月の聖句を何度も耳にしてきました。そして、まわりの人々とのつながり、神様とのつながり、今は天国におられる方々とのつながりついても、考える機会をいただきました。

     

さて、来週は私たちの学校の71周年の創立記念日を迎えます。今日は、この聖句を少し言葉を変えて、読んでみます。皆さんはその場で、目を閉じて、イメージしながら聞いてみてください。

     

「聖霊中学・高等学校は、1本のブドウの木。わたしたちはその枝である。わたしたちがこの木につながっており、この木もわたしたちにつながっていれば、わたしたちは豊かに実を結ぶ」

     

さあ、どのような木の幹や枝がイメージできるでしょうか?どのような実が実っているのでしょうか?まだ実っていないのでしょうか?また、今、どんな気持ちを感じているでしょうか?  

     

静かに目を開けましょう。

今、わたしたちがつながっている聖霊中学・高校というブドウの木は、創立世代の方々の熱い夢や希望があって、この日本の地に植えられた一本の木です。さらにさかのぼると、その方々の心を動かしたのは、「日本へ行きなさい」という神様からの呼びかけでした。その呼びかけに「はい、行きます」と応えた方々によって植えられた木です。

     

聖アーノルド・ヤンセンは、当時のことを次のように話しました。「神が私たちを日本に招いているという考えが私に付きまといました。」

     

神様からの呼びかけに対して、すぐに「はい」と応えたのではなく、悩んだ様子が伺えます。でもその後、こう言います。「『神と人々とのつながりの中で、本当の幸福に生きる人を、日本の地で育てたい』という望みが、私の心の中で、どんどん強くなってきた」と言いました。さらに「現代語の勉強を通して、世界の舞台で活躍できる女性を育てたい。」という夢を抱いたことも話しています。

     

彼の夢は、Sr. Piaをはじめとする5人のシスター方の日本への派遣によって、実現に向けて動き出しました。日本での女子教育に生涯をかけたSr. Pia、彼女の熱意に心を動かされたたくさんの協力者たち、シスター方や教職員の方々、たくさんの卒業生たちなど、どれだけ多くの方々の思いがひとつに集まって、今、ここに、このブドウの木が存在しているのでしょうか?どれだけたくさんの枝がつながり、おいしいブドウの実を実らせたことでしょう。それらの実は、今も社会の中で、家庭の中で、光の子として周りを照らす役割を果たし続けています。

     

さて、私たちも今、自分自身に問いかけてみましょう。

「自分がつながっているこのブドウの木は、自分に何を語りかけているのでしょうか?」

「自分の心の中にある夢や希望はどのようなものでしょうか?」

「光の子として豊かな実を結ぶために、今、具体的に何ができるのでしょうか?」

     

時代は変わり、校舎が新しくなっても、神様は、このブドウの木に太陽の光を降り注ぎ、雨を降らせ、愛情をこめて手入れしてくださっています。

     

71年間、私たちの学校を守り、導いてくださった神様に感謝し、今、この木につながっている私たちが、72年目の新しい聖霊の歴史を、この新校舎で、みんなでいっしょに作り上げていくという決意をあらたにしながら、創立記念日を迎えましょう。