聖霊中学・高等学校
校長先生からのメッセージ
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2015年度入学式式辞 「光の子として生活せよ」

聖霊の山々では、雨に耐えた残りの桜と共に、色鮮やかな山ツツジが、小さいながらも美しい姿で咲いています。3月に鳴きはじめた鶯の鳴き声はぎこちないものでしたが、今ではすっかり上達し、今日の皆さんの入学を迎えてくれています。

 

     

 南山大学学長をはじめ、大勢の来賓をお迎えして、ここに聖霊中学・高等学校の入学式を行うことが出来ますことを喜び、厚く感謝申し上げます。ご列席の保護者の皆様、心からお祝い申し上げます。今日はお嬢様のご入学おめでとうございます。

 新入生の皆さんは3月にそれぞれの小学校あるいは中学校を無事に卒業して、そしてまた今日めでたく聖霊中学・高等学校に入学することができました。新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

おとといの日曜日は、カトリック教会で一番盛大な祝日である復活祭でした。復活祭は、キリストが十字架に付けられて死んだ後、復活したとされる日です。日本では、キリスト教の行事と言えばクリスマスですが、実は、キリスト教では復活祭のほうが重要です。キリストが復活したということが、キリスト教の信仰の中心だからです。

 

   

   

 

この式辞の後に「光のわかちあい」を行います。私はまずこの復活のロウソクから「光」を取り、担任の先生のロウソクに火をともします。次に担任の先生は新入生の皆さんへ、そして皆さんは皆さんどうしで新しい命と愛と希望を意味している光を分かち合います。

 

私たち人間は、他の動物や植物のように、「光」なしでは生きられません。また、他者の愛情や 支えなしでも人間として成長できません。これから分かち合うロウソクの光は、ご家族や先生や 友人といった他者からいただく愛情や支えだと考えてください。この愛情や支えによって、私たちは人間として大きく育ち、成長します。そして自分が光り、輝くことで相手を支え、喜ばせ、照らすことができます。    

   

先ほど聖書朗読で読まれたように、「光からあらゆる善意と正義と真実が生じる」とあります。

では、この善意とは何でしょうか。それは、人を疑うのではなく、信じることです。他者に対してよいことを思うことです。だから、悪口やいじめ、ねたみやうらみはいけません。善意のある人とは、前向きで積極的な人のことをいいます。

次に正義とは何でしょうか。正義は公正、公平です。やりたいことだけではなく、やるべきこと、正しいことをしていきましょう。正義は人を差別したり、相手を見下したりするのではなく、仲間や弱い立場の人を守ることです。最後に、真実とは何でしょうか。真実とは、うそやいつわりのないこと、本当であるということです。真実を語るまっすぐな人、裏表のない人は誰からも信頼されるのです。

   

 

   

これから始まる学校生活の中で、うそをついたり、サボったり、人に迷惑をかけたりしそうになるかも知れません。また、やりたいことが上手くいかずに、悲しんだり、落ち込んだり、挫折しそうになるかも知れません。しかしそのときは、今日分かち合ったロウソクの光と、今日私が話した言葉を思い出してください。 

 

最後に、新入生の皆さんが、この3年間、6年間をとおして、善意と正義と真実に溢れる「光の子」として、周りの人々を照らす聖霊生になれることを願って、私の式辞といたします。