聖霊中学・高等学校
校長先生からのメッセージ

2018年度 創立記念式典

あたたかい家庭のような学校 聖霊

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 乙女坂の木々が紅葉しはじめ、秋の深まりを一段と感じる今日、聖霊中学・高等学校は第69回の創立記念日を迎えました。南山学園理事長市瀬英昭神父様をはじめ、大勢の来賓の方々にこの記念式典にご列席をいただき、教職員と在校生と共にお祝いできますことを、心から喜び感謝申し上げます。


 さて、先ほど読まれた聖書朗読に「神の国」についてのたとえ話がありました。「神の国」はからし種のようなものであるとキリストは教えました。ようするに、からし種が最初は小さくて、目立たないけれども、時間がたてば、鳥たちが安心して巣を作って雛を安全に育てられるほど大きな木に成長するように、「神の国」も最初は 小さなものであっても時がたてば大勢の人々が「神の国」に入り、神の愛に守られ、支えられ安心して生活できるようになるということばです。



 聖霊中学・高等学校も、この小さなからし種にたとえられると思います。69年前に名古屋城の近く三の丸の敷地で、たった50名の中学1年生でこの学校はスタートしましたが、現在は1200人以上の生徒が毎日「光の子」として勉強できる大きな学校となっています。


 勉強するだけでなく、鳥たちが大きな木の枝のもとで巣を作り、雛を安全に育てられるように、聖霊の生徒は、先生や先輩にあたたかく守られ、育てられています。校長面談で 私は高校3年生に「聖霊はどういう学校ですか」とまず質問します。8年で2000人ぐらいの高校3年生に聞きましたが、不思議なことに、毎年同じような答えがあります。「聖霊は家庭のようなあたたかい学校だ」とか「聖霊の生徒はやさしい」とか「恐れずに、ありのままの自分が出せる学校だ」という答えです。開校当初の小さな聖霊から今日にいたるまで聖霊の生徒があたたかく守られ、安心して 勉強できるという聖霊の伝統を築き上げていただいた聖霊会のシスター方、恩師や卒業生に深く感謝しながら、からし種の木のもとで安心して巣を作る鳥のように、この聖霊中学・高等学校で生活する大勢の生徒がこれからも神のあたたかい愛に包まれ、「光の子」として育つようにと願って、私の式辞といたします。